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Posted by ミリタリーブログ at

2017年08月10日

タナカレッドホーク アラスカンカスタム 製作記


カッチョイイ。リボルバーはバレル短いのに限るなぁとか。

友人と話をしていて「アラスカン」というカスタムモデルがあるというのを聞いて、他の工作の合間に製作してみました。

昔からリボルバーは短いモデルが好きだったので、ノリノリでイっちゃいました。

ベースにしたのはタナカ レッドホーク .44Magモデルです。本当なら.454カスールモデルが良かったんですが、程度と価格のイイ中古がなかったので取り敢えず.44Magモデルでの製作になりました。

さて、取り敢えず分解ですが、バレルはフロントサイトを取り外した後にイモネジを外す事でアウターバレルが外れます。

で、そのアウターバレルのマズルクラウンを使います。写真のように切り取った後外形を20mm程度に落とします。

こんなにふっとい円筒形の外形をを綺麗に削るのは何気に難しい。今回は電動ドリルに適当な棒を取り付けて、中に差し込み、回転させて「簡易旋盤」方式で削った。

同時にインナーバレル・バレルスリーブを長さを合わせて切り詰めます。
バレル周りの構成はこの様に成ります。


もうこの辺は現物合わせで適当にやっちゃってOK。

この辺りは割と適当に現物合わせでやっていきました。

バレルスリーブは写真のようにねじ込みやすい様にスリットを切っておく。

フロントサイトに関しては色々な組み合わせがあるようなのですが、今回は3mm厚のABS板を切り出して割とシンプルなブレードサイトを作ります。

写真左がノーマルのフロントサイト。 右側は今回装着した厚さ3mmのフロントサイト。

反射よけの溝は20年程前に購入してあった筋目ヤスリにてセレーションを切ります。

ずっと役に立たなかった筋目ヤスリ。今後は役に立ってくれそう&他のピッチも欲しくなってきた。

もしセレーションを切りにくい場合はレッドインサートにしても良し、シンプルなブレードサイトでも良し、集光アクリルを使ったフロントサイトも良しですね。

こう言った穴を掘るのには、タガネが良い様だ。模型用の小さなモノがあるので何本か有ると良い。

取り付けは3mm幅のスリットをバレル上に彫り込んで、横からピンで留める形です。

フレームの上部にはスコープをマウントする為の切り込みがありますので、パテで埋めてラインを出します。
今回埋めるために使用したのは、最近お気に入りのJBウェルドで埋めました。
ヒケが少なくてABSと堅さが似ていて非常に成形しやすいですね。

グレーの部分が「JBウェルド」 混ぜたばかりだと微妙な粘度で結構垂れてくるので、暫く放置してから盛りつけるのも良いかもしれないが、その時の強度は落ちると思う。

全体が整ったらブラックシールにて塗装して本体はOKです。

JBウェルドはヒケも少なく、鬆も出来にくい。エッジもシャープにでるのでお勧め。

コレで完成したんですけど、ノーマルのグリップの中央部分のプラスティック感が気になったんで、ヤフオクにてローズウッドの端材を購入して初めて木グリを作って見ました。

こちら側にはちょっとフィンガーグルーブを付けてみたりして・・・

こちらは中央部を少し厚めにしてみた。

写真の状態ではまだ磨いていない状態ですが、まぁ木目が綺麗に出たんで良かったかなぁと。

完成してみると、スナブノーズで大口径。ナカナカ良い感じです。

スナブノーズは良いなぁと

工作自体は一日で出来ちゃうくらいのボリュームなので、お勧め!

簡単な工作で出来ますのでお勧めです。