2017年06月17日

グリズリーウィンマグGBB製作記12

グリズリーウィンマグGBB製作記12
ミレットタイプのフロントサイト。ミレットはこの手のGunには人気のようだ。
単純なホワイトドットタイプの方が見やすい気がするが、ターゲットシューティングや実際の狩猟では意味があるのだと思う。

フロントサイトを製作します。
実銃ではミレット(初期はウィチタ、.50AEのマーク5ではボマーらしいですが)を装備しています。
Gun誌のJackにはチンドン屋と言われていましたが、特徴的なレッドポイントが良いので、再現してみます。

実はグンゼのノーマルにはそれらしいモールドがあるので、それをベースにレッドポイントを埋め込んでみたいと思います。

まず、グンゼのフロントサイトのモールドを頼りに彫り込んでいきます。1mm幅のタガネやデザインナイフを駆使して彫り込みますが、写真のように万力などでしっかり固定しないと刃を滑らせて失敗もしくは怪我をしちゃいますので注意です。


グリズリーウィンマグGBB製作記12
モールドを彫り込むの図。使っているのは模型用の幅1mmのタガネ。丁寧にやれば綺麗に彫り込める。

で肝心の赤い部分ですが、ウチに転がってたこいつの屋根を頂く事にしました。この赤いプラ材を縦長の凸の字状に切り出してフロントサイトの溝に接着。

グリズリーウィンマグGBB製作記12
何故かウチにあったスカイラインRSのプラモ。貴重なモノなのかどうでもイイモノなのかは不明だが、成仏して欲しい。

グリズリーウィンマグGBB製作記12
こんな感じで接着。こうしてインサートしておけば塗装がはげることもなく、質感も良い。ただ実銃はどうもペイントっぽいので、オーバークオリティだったかも。

外形を削りだしたら、マスキングして>塗装。でもノーマルのフロントサイトの溝に赤い塗料を塗るだけで良かったんではないかとも思いますが、何となく・・・・自己満足ですね。

スライドへの取り付けは四角い穴を綺麗に開けるのは面倒だったので、真鍮線で足を生やしつつ、1.4mmの小ネジでも留めるという感じで固定しました。スライド内側にネジ頭が飛び出さないようにネジの頭の分逃げを作りましょう。
真鍮線の足はホンの短いモノでOKです。あまり長いとネジが斜めに止める関係上、浮いてしまいますので・・・。

グリズリーウィンマグGBB製作記12
真鍮線はこの様に接着後、長さ1mm程に切る。

グリズリーウィンマグGBB製作記12
この様にネジ止め出来る様に穴を開けて1.4mmの皿ネジで固定。真鍮線を仕込んだのは「回り止め」の為なのだ。

リアサイトはグンゼのモノを使います。実はMGCにもミレットサイトが存在したのですが、入手してみるとグリズリーには大きすぎてダメでした。
グンゼのモノはヒケ多く、ABS製なので交換したかったのですが、再仕上げして使うことにします。
サイト自体は再現性も良く、良い出来なのでこれはコレで良いかと。

サイドにあるヒケは黒い瞬着で埋めて面出し。サイトブレードにあるヒケはモールドを全て削り落として面出し>モールド復活>ホワイトの墨入れで完成です。

グリズリーウィンマグGBB製作記12
リアサイトのホワイトのラインを彫り込んでいるの図。両面テープでデザインナイフの刃を定規代わりに貼り付けて彫り込む。ココで使用するのは0.5mm幅のタガネ。出発点と終着点に深い傷を入れてその2点を繋ぐように掘る

チンドン屋らしい派手めな風合いになったと思います。

グリズリーウィンマグGBB製作記12
こうやってアップで見ても良い出来のグンゼのリアサイト。刻印もリアルだし上下左右の調整も効く(クリックはない)。各部の引けを取ってやれば十分だ。





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