2017年07月17日

ベクター CP-1 GBB化 製作記01

ベクター CP-1 GBB化 製作記01
ガス作動のCP-1。バレルはフレームに固定されているのでショートリコイル作動を再現しなくてイイ分、バレル軸線が低くGBB化するに当たってベースモデルの選定とアレンジに苦労する。

1.材料
まずは韓国製コッキング ベクターCP-1
昔は捨て値で転がっていましたが、今や割とレアものです。
でも友人の押し入れや、親戚の子供のおもちゃ箱に眠っているかも知れませんので、諦めず捜索すると有ったりして。発見されたらヤフオクに出品して頂けると嬉しかったり。

ベクター CP-1 GBB化 製作記01
中身をバラしてしまった後の写真しか残っていなかった・・・。申し訳ない。全体にやはり短く見える。ノーマルのベクターはこの様にショートマガジンをモデルアップしていてコレもコレで格好いいので短いマガジンも作ってみようかなと思っている。
ココでノーマルのCP-1のお話しを少し・・・
全体の雰囲気はマァマァなのだが各部のライン、トリガーガードの形状スライドフレームのキャラクターラインetcが違う。何しろ全長が短いのは致命的で、それが玩具っぽさを増幅している。
フレームにあるVEKTORの刻印のフォントも似ていない。
でも、コッキング式で強度は十分。スライド・フレーム共に一体成形。9mmなので銃自体の内容積も大きい。等の理由からGBBするのにはイイ機種かも知れ無い。

中身はマルイG26 GBBとG17のマガジンです。
インナーバレルはG26のノーマルをそのまま使います。最終的にインナーバレルはアウターバレルに対して上方に偏芯してしまうので少し短い方が前方からインナーバレルが見えなくてイイかなと。
マガジンについてはG26のショートマガジンをベースに製作してもイイと思いますが、ガス注入に関してロングアダプターが必要になります。

後は何時もの各種ABS板。アルミパイプ・JBウェルド・瞬間接着剤等々です。

参考資料はGun誌96/4月号。TOYGUNと違って、ブラックモデルなのが精悍で格好いいっす。

ベクター CP-1 GBB化 製作記01
紙資料のGun誌。Webでいくらでも資料があるとは言え、私は紙資料の方が好き。検索も苦手だし・・・。

後は色んなWebページ。ただ、モデルにはロットや販売地区によって違いがあるのでどのモデルを製作するかぴしっと決めてから進めましょう。今回はGun誌でレポートされたモデル(製品もコレをモデルアップしたっぽい)を目指す事にしました。

2.工具
コレは何時もの工具達です。

基本方針
・全体に10mm程短いので延長加工
・フレームを加工するので表面のシボ加工を再生しなければ成らない・・・どうしよう・・・。
・マガジンは92F系の方が幅が狭くてイイが、インナーハンマーである等からグロックベースで行く事に。
・ただしマガジン幅がどうやっても太いのでマガジンを削ろう。
・セフティ・トリガーセフティーは当然ライブに。赤い色が良いアクセントになってるし。
・トリガーは機構はグロック、形状はCP-1に合わせた形で製作。
・実銃の作動方式がガスディレイデッドなので、スライド基準面と銃身位置の距離が短い(上下幅がない)ので、インナーバレルとアウターバレルの軸線がずれるかも
・でも銃身固定だから何とかなるかな?

ベクター CP-1 GBB化 製作記01
Gun誌に掲載されている右側面写真。上記のモデルと比べると色々違う様だ。ノーマルモデルの味を活かしつつ各所をコレに近づけたい。

という感じです。


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