2017年06月16日

グリズリーウィンマグGBB製作記01

では順序を適当に追いつつ、製作記をスタートさせます。

グリズリーウィンマグGBB製作記01
1.材料
まずは「グンゼ製グリズリーウィンマグ」コレが無くてはどうにもなりません。刻印やグリップ流用、リアサイト流用・・・更に寸法参考の面で必要です。
モノとしては 流石のグンゼ製。ディティールの再現や雰囲気など非常に良くできていて、隠れた名作と言っても良いのではないかと。
実射性能に関しては非常に重いコッキング&パワー不足等もあって、GBB化しない限りは観賞用でしょう。
こちらはグリップ・トリガーガード・スライドの左右刻印・フレームのダストカバーの一部・スライドストップ等 原形を留めなくなる程切り刻まれ、全身ドナー化します。コレクションなど大事な個体は温存して下さい。

そしてベースと成るのはマルイ製ガバメントシリーズ。
言わずと知れた現代GBBの名作です。流通量も多く、価格も手ごろ。作動と弾の飛びに関しては最高性能と行って良いマルイのGBBシリーズです。
 再現性や銃としての迫力・パーツの充実度はWA製に敵わないところがありますが、私はWAから乗り換えました。
だってもうマガジンの修理には飽きたっす。

マルイGBBガバメントのトリガーフィーリングなどのチューニングに関しては気が向いたらご紹介するとして、マルイのGBBガバなら何でもOKです。
今回のベース機はヤフオクで購入したジャンクセットからMEUっぽい一丁分を確保しました。

今回MEUっぽいモノがベースと成ってますが、S70をベースにした方が余計な工作が少なくてお勧めです。MEUベースだとグリップ前方のチェッカリングを落としたり、要らない刻印やセレーションを埋めたりの作業がプラスされます。コレが結構めんどくさいのですよ。

それにジャンクなガバ用スライドもう一本。デトニクス用メインSPハウジング・ガバ用のエンジンのシリンダー(コレはなくてもOK)・1/2/3mm厚のABS板・2/3mm厚のアルミ板・ちょっと長めのリコイルスプリング・1.4mmの小ネジ・2mm真鍮棒・引きバネ(WAガバのピストンリターンSPが最適)・3mmの皿ネジ・四角ナット・ガンブルー・2mm厚の鉄板(大工用の補強金具なんかでOK)・などなど。
細かなモノは後で紹介していきますが大体こんな感じ。。。。かな?

資料は月間Gun誌1985/3月号とグンゼの本体。

グリズリーウィンマグGBB製作記01
資料のGun誌1985/3月号 読みまくってボロボロだけど、30年前の雑誌が一級の資料になるというのも、珍しい業界。

2.工具
コレも追々写真などでご紹介しますが、ざっと今、思いつくモノを列挙します。
デザインナイフ・カミソリのこ・カッターの歯・鉄筆・デジタルノギス・棒ヤスリ各種・紙やすり各種・スポンジヤスリ各種・スコヤ・ニッパー・ラジオペンチ・電工ペンチ・万力・ピンセット・ピンバイス・ドリル歯各種)・タップ1.4mm・ABS用接着剤・耐衝撃瞬間接着剤・黒い瞬間接着剤・瞬間接着剤の硬化促進剤・爪楊枝・リューター・各種ビット・15mm真鍮パイプ・両面テープ・金属用エポキシパテ・日曜大工用のL字の補強金具*2(アルミ製の方が良い。ジグに使います)・パテ・メカサフ(濃いグレーのサーフェイサーです)・ガラスなどの平面な板かテーブルetc・・・・

工夫と気合いを駆使してフライス板や旋盤が無くとも出来るところまで頑張りましょう。

リューターはこの手の工作をする上で必須・・・とまでは行かないけど銃を一本購入するのを我慢してでも購入する価値があります。出来れば2-3万の速度調節範囲が広いヤツを買いましょう。

グリズリーウィンマグGBB製作記01
使う工具類のほんの一部。コレとピンバイスセット、瞬着は使いまくる

基本方針
さて材料を準備しながらどういう構成にするか考えます。
・基本ガバベースで
・実銃のGWMが.45Winなのでケース長が8mm長い>グリップ長は8-10mm長い/全体では16mm位長いハズ>正確な寸法が判らないのでグンゼ準拠で行くしかない。だってグリップ流用だもん>と言う事でグリップフレーム9mm延長で決定。
・スライドの延長はフレーム工作完了してから決める。グンゼもポンプのストロークの関係からか多少のデフォルメ入っているっぽい。
・スライドストロークもケースの.45ACP+8mmから考えても最低で16mmは長くなっているだろうからエンジンストロークも伸ばしたい。エンジンストロークを伸ばすとどうなるかも試してみたいし。
・その辺もフレーム出来てから考えるとしよう
・マガジンも前後長を延長しないと・・・約8~9mm・・・・マガジンリップはバレル側に残しておきたいから伸ばすのはマガジン後部。そうするとバルブノッカーを延長するか、バルブを伸ばすか、コネクトパーツを入れ込むか・・・その辺も最後に考えよう

てな具合に方針決定。後は現物合わせで切った張った盛った削ったをやるだけです。

ココまでが前口上。
次からはようやくフレーム工作です。


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