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Posted by ミリタリーブログ at

2017年06月17日

ハードボーラー7インチ マルイGBB化 製作記02 終


ガバは5インチに限るよね!と言う原理主義者の私もロングスライドをいじってみるとこれはコレで良いなぁと思ったり。

で、次はフレームです。
フレームの方はまずワイドトリガーが収まるようにして、MGCのモデルガン用のワイドトリガーを装着。


ワイドトリガーはこう言ったモデルには非常に似合う。装着は少し面倒だけれど効果は高い。マルイのトリガーの溝は少々上下高が大きいので、トリガーを1mm程度上下方向に大きくしてやらないと上手く行かない。今回はトリガー上端に1mmのプラ板を接着した。

セフティーレバーはセミワイド、スライドストップもロングタイプに変更します。
Gun誌98年11月号では、グリップセフティが珍しい形で掲載されていましたが、ココはノーマル形状をチョイス。
ツカ、あの形状のグリップセフティーは作るのかなりメンドイ。

グリップはラバータイプのモノを装着。しかしながら「AMT」のメダリオンなんて存在しません。そこで、オーダーメイドのはんこ屋さんに原形を依頼しました。
通常のはんこと違って左右反転しないで製作して頂き、型取ってパテで複製>金塗装。

左:はんこ屋さんで作って貰った左右反転していないメダリオン。
中:それを複製したシリコン型。
右:シリコン型にパテを充填して作ったメダリオン。小さな気泡は根性で埋める。

で、問題の「銀塗装」です。

今回使用したのはキャロムショットの「チタニウムシルバー」完全乾燥させる事で表面硬度が上がると言う事と色合いでコレにしました。
本来ならばメッキ仕上げをしたい所ですが、個人ではコレが限界です。
完全文鎮モデルなら模型用のメッキに近いシルバーがありますが、作動させたり、外に持ち出したりと言う事だと強度的にちと心配。また表面にクリア層を重ねると作動も心配なので今回はこれで。。。


フロントサイトはマスキングしてブラックパーカーで塗り分け。

全体構造はこんな感じ。



バレルはキャロムショットのジルコニアクリスタル スプレーでコーティング。

ハンマーはマルイ1911タイプのハンマー。
スライドストップはどこだったかのロングタイプ。
セフティーレバーも何処かのカスタム品。
グリップセフティはノーマルマルイ製。
バレルブッシングもノーマル・・・これらの黒染めを落としたモノ

リコイルSPブッシングはモデルガン用の6インチ
マガジンはマルイのシルバーモデルを購入。


マルイもこの手のガババリエーションをたくさん出せばいいのに・・・。


ともかくも「マルイエンジン」をWA系のスライドに乗せるという目標は達成できました。
タダ、決してお気軽なコンバートではないので、お勧めできませんね・・・・。
  

2017年06月17日

ハードボーラー7インチ マルイGBB化 製作記01


7インチスライドとも成ると、スライドストップを掛けてもスライドストロークが足りない無い様な感じがする・・・。

さてさて、まずは加工するにしても、 何にしても邪魔なスライドのメッキの除去です。
新日本模型のハードボーラーのメッキは、車のエンブレムか!と言うくらいビカビカのクロームメッキでして、メッキの程度が良かったとしても、ちょっとイマイチな感じです。

友人に話を聞けば「酸が効く」とのコト。硝酸・硫酸・塩酸などが頭をよぎりましたが、まずはサンポールを購入。プラスティックバットに原液を丸々一本投入後、スライドをジャポンと。

部屋の中に放置しようとしましたが家中がトイレの臭いになってしまうので、ひとまず屋外放置します。

で、2日後。イイ具合にメッキが取れ始めましたが一部分は無反応に近い感じ。金属被膜を酸で溶かしているので、反応が収まっちゃったのかと思って、スライドを洗浄した後にまたもう一本サンポール投入。

一回目のサンポール浴後のスライド。反応が強く効いている所と全く効いていない所がある。

ヒビが入っている所がパリパリと剥がれるかと思ったが、そうはいかなかった。

で放置。

1日後・・・少し反応は進んでおりましたが、セレーション部分やスライド後部なんかはイマイチな感じ。仕方ないので少しヤスってもう一本。

全部で一週間経ってようやく全部のメッキが落ちました。


メッキが綺麗に落ちたスライド。刻印の奥の方も綺麗に落ちた。刻印が浅いモデルはメッキを力技で落とすと、刻印が消えてしまうので科学の力を使った。

メッキ落とすだけでサンポール3本。きっと液温等をもう少し上げれば反応が良かったのかも知れませんが、ひとまず綺麗に落ちたのでOKかな?

次は面倒なので塩酸を購入してやって見ようかと思ってます。


で見慣れぬ真っ黒い7インチスライドにマルイのエンジンを当ててみます。
「なんとか入りそうだな・・・」

と言うわけで、早速リューターでエンジンが収まるように彫っていきます。大丈夫。同じガバをモデルアップしているんだから収まるはず。

信じて、彫って、エポキシパテを充填して、エンジン押さえつけて、シリンダーリターンSPの収まる溝を掘って、何となくエンジンは収まりました。

リューターでガリゴリ・・・

エポキシ金属パテを押し当て・・・。

ヤスリでヤスって・・・・。

リアサイトを取り付けるベースを再生させて・・・。

何とか収まった・・・・・。

でマルイのフレームと組み合わせてみると、スライドとフレームのかみ合わせが凄く違うことを発見。スライドのレール高さが約1mm程マルイの方が狭いのです。

仕方ないのでスライドレール内側に2mm幅に切り出した1mm厚のABS板を貼り付け。

またスライド内部にマルイ特有のサブレールを取り付けられるように加工してスライドは終了です。

バレルは、グリズリーの時と同じようにアウターのみ延長。丁寧に継ぎ目を消して塗装します。


Gun誌を見てみるとメインSPハウジングだけ黒いみたいなので流用。
  

2017年06月17日

ハードボーラー7インチ マルイGBB化 製作記 序



AMT ハードボーラー7インチモデル。
ぱっと見、新日本模型の仕上げ直しに見えるかも知れ無いが、中身はマルイ。なのでマガジンからのガス漏れはまず無い。

ヤフオクで新日本模型のハードボーラー7インチのスライドのみのジャンクを入手しました。

入手したスライドは、メッキにダメージがあったのと、その上から銀塗装されていて残念な状態でした。

WA関連のパーツが私の手元には殆ど現存していないので(昔現役だった頃には常に10丁以上のパーツのストックがありました・・・)、誰かにあげちゃおうかなとも思いましたが、マルイガバ系のパーツは一杯あったので、エンジン&バレルASSYをマルイのモノにコンバートして、マルイのハードボーラーとして復活させることにしました。

資料はGun誌の98年11月号、巻頭からのJACK氏のレポート。一緒にオートマグ3やJAVELINA(iAi製の10mm*25オート 7インチ)が載ってたりしてこの手の「長いガバ」系がお好きな方には堪りません。

新日本模型がモデルアップしたハードボーラーはこのレポートの個体とは若干違っていて、フロントサイトやリアサイトなどに違いがあるようです。

まぁ製造された時期によっても持ち主のカスタムによっても多少は変わってくるでしょうから(刻印なんかも実銃はレーザーによる焼き付けっぽい)、あまり気にせずに「WA系のスライドにマルイエンジン・バレルを組み込むtestケース」として気軽にやり始めちゃいました。

組み込みには少々難儀したが、普通に動く。
ロングスライドが「ガッシャコン」と動く様はナカナカ面白い。
ノーマルガバと打ち比べると「ですよねー」と言う撃ち味の違いがある。