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Posted by ミリタリーブログ at

2017年06月17日

MGCキャスピアン マルイエンジンGBB化 製作記03 終

前後長も伸ばしたので、.38スーパーっぽく見えると良いなぁといった感じのマガジン。元が9mmのダブルカラムマガジンとは言え、シングルガバのマガジンより元気が良い。

マガジン工作です。
マルイのSIGP226のマガジンを使用します。

P226マガジンの下側のマガジンバンパーを側面と面一に成る様切除して、ABS板の積層でマガジンバンパーを取り付ける感じです。

ノーマルのマグバンパーを切り取る

また、マガジンの前後長が少し足りないので3mmのアルミ板を背面にネジ止めしました。

マガジン上部バルブの上アタリの干渉する場所を削って、スライドストップが動く様に1.4mmのネジをマガジンフォローアに立てて大体終了です。

マガジンフォロアーのネジはやる気がなくなっちゃって暫定的に取り付けたモノ。コレでスライドストップを押し上げる。
お見苦しいモノを見せちゃって済みません。
またマガジン上部でフレームに当たる場所を削ったりしている。

バルブの上の部分の彫り込みはこんな感じ。

3mm程マガジン後部を伸ばしたのでマガジンバルブにノッカーが届かないかな?と思いましたが、P226のマガジンバルブはガバのマガジンより少し長い様で、バルブノッカーなどの延長せずに普通に撃てました。

とまぁこんな感じでひとまず終了です。

ただ、S70スライドにボマーサイトを乗っけようとしてエライ苦労しましたが・・・。

ひとまず完成ですが、この銃でシューティングマッチに出るのは厳しいですね。耐久性や堅牢性についてもう少し研究しないとムズイかなと。

  

2017年06月17日

MGCキャスピアン マルイエンジンGBB化 製作記02

MEUピストルのスライドに入れ替えて。この状態でも全く問題なく作動する。ただ、何かモダンすぎる気がする・・・

さて、今回はフレームのみの工作の予定ですので、サクッとイケると思っておりました。

初めに入手したモデルがHWだったので写真はHWのモノとノーマルウエイトのモノが混じっております。

まず入手したHWモデルですが、スライドストップ辺りのフレームが欠けていてその修理からです。そのことで早めにヤバイと気づいていれば・・・
修理的には破断面をヤスリで整えてABS板を張り、成形するだけなので簡単です。
今回は「耐衝撃瞬間接着剤」を利用しましたが、最近使って良い塩梅のJBウェルドが良いかもしれません。

欠けたフレームの破片は当然のことながら存在しないのでABS板による修理と成るが、HW材は強度的にこの様な修理をしても持たないことが多い。

で、フレーム後端をマルイのインナーシャーシがはまるように削り込んで、OKかなと。

マルイのインナーシャーシを組み込む時はバルブノッカーロックスプリングの逃げをフレーム内側に作らないといけない。
リューターで彫り込むのだが、コレのせいで折れちゃったのかも知れ無い。

またフレーム前部もインナーシャーシがはまるように内側を削ってやります。

この部分、かなり分厚く成形されている。

その状態でフレームにスライドを乗せてやると、コレがまぁダストカバーがちょっと短い。仕方ないので少し延長しておきました。

スライド後端をフレームに合わせるとこんな感じに・・・めんどくさいなぁもう! 色々いじる前に確認しておけば良かった。

で、こう。

インナーシャーシは始め切り飛ばさずに、一体のまま入れるつもりでしたが、マガジンが思いの外幅が広くて前後に切ったあと、マガジンに当たる部分をカットします。

今回はこの部分でインナーフレームをカットした。

で、前後に分かれてしまったインナーフレームの軸線を出しやすくするために、写真の部分に真鍮線を打ち込んで前後の軸線が出るようにしてあります。

ちょうど右側のレールの中心に真鍮線を打って後のフレームと軸線が出るようにしてある。
右側スライドレールのレール部分は殆ど3*3の棒状になっている。向こう側が透けて見えているのが判るだろうか?

そんな感じで順調に工作が進んでいた矢先に、一番大事な部分、フレーム後端がぽっきりと割れてしまいました。全然力を加えてない感じだったのにポロッと・・・

全く力を入れていないのにぽっきりと。

ココまでやった手前、この個体を修理して使おうかなとも思いましたが、割と重要な部部なので、仕方なくノーマルウエイトのキャスピアンをヤフオクで購入しました。

キャスピアン計画自体を止めようかなぁと思ったんですけど一番初めにマガジンの工作をしてしまったために、マガジンが惜しくてもう1丁買うハメに。。。

インナーシャーシの収まり具合はこんな感じ。

スライドストップの長さなんかも微妙に違う。サムガードやグリップの一部も削り込まないとマルイのスライドストップが取り付けられない。

購入したノーマルウエイトモデルはかなり使い込まれた個体でチェッカリングが潰れていたのも有って、ヤフオクで紙やすりグリップ(キャスピアン純正)を入手。
それを取り付けるべくグリップ前方のチェッカリングを埋め・削りしてあてがってみたところ、見事にラインが合わず。
仕方ないので、フロントのチェッカリングが無い状態で、ノーマルグリップ仕様として仕上げました。

紙やすりグリップは実際に付けてみるとそんなに格好良くなかった&ラインが合わない。このフォルムの方が良い感じだと思ったりして。

まぁ、組み込み自体は割と簡単なのですが、セフティーには少し苦労しました。マルイのセフティーとMGCでは軸からの距離が違って、上手く着かないのですよ。インナーシャーシはマルイのモノですのでマルイのセフティーが着けば話は簡単だったのですが、結局MGCのセフティーとマルイのシアにネジ打って削って何とか作動するようにしました。

各部分は写真をご覧下さい。

またご質問など有ればお答えできると思います。

次はマガジンです。
  

2017年06月17日

MGCキャスピアン マルイエンジンGBB化 製作記01


初めの目論見では、フレームだけ作ってスライドはMEUかなんか乗せればいいかなと思って居たが、乗せてみるとモダンすぎてあの時代に合わなかった。
で、ボマーサイト乗せたスライドを製作したが、コレが何とも辛い作業になってしまった。
しかし苦労の甲斐あって、ネオクラシックな感じに纏まったと思う。


1.材料
まずはMGC製キャスピアン。
今回はジャンクセットのオマケのような形で入手しました。HWモデル。しかしこのHWというのが後に重大な問題を引き起こします。
もしマルイGBB化したいという方は迷わずノーマルウエイトモデルを選択して下さい。
MGCキャスピアンのHWモデル特有の持病らしいのですが・・・・。

ベースモデルと成りますので、中古を入手するとしても外観の綺麗なモノがお勧めです。

今回はマルイガバメント系のスライド完全互換を目標に、スライド周りはノーマルを乗せるというコンセプトで製作していきます。

次に内臓となるマルイ製ガバメントモデル(どのモデルでも大体OK)。
ガバの中で組み込みに使うのは、インナーフレーム一式・スライドストップ他細かなパーツです。既存のスライドを乗せて遊ぶというのならフレームのみの入手でもOKです。
キャスピアンのフレームパーツもそこそこ使います。

マガジンは色々検討した結果マルイ製SIGP226を使用します。9mmダブルカラムだったらどれでも良いかなぁと思っていたら、そうでもなかった・・・。各社マガジンの寸法に幅があるのですね。

選定の決め手は、ガスルートパッキンの形状です。マルイの場合 DEシリーズ・Glockシリーズ・M9シリーズ・その他GBBシリーズ でガスルートパッキンが違います。
言い換えれば、DE/Glock/M9以外は共通のガスルートパッキンを使用していることになります。

そうなればガスルートパッキンの位置とエンジンのガス流入口位置をキッチリ合わせられれば、(バルブの位置という問題はありますが)作動すると言うことになります。


それに1mm厚のABS板・1.4mmの小ネジ・ガンブルー・などなど。
細かなモノは後で紹介していきますが大体こんな感じ。。。。かな?


参考資料は別に無し。MGCのキャスピアンに組み込んでいくだけです。

2.工具
コレも追々写真などでご紹介しますが、ざっと今、思いつくモノを列挙します。
デザインナイフ・カミソリのこ・カッターの歯・デジタルノギス・棒ヤスリ各種・紙やすり各種・スポンジヤスリ各種・ニッパー・ラジオペンチ・万力・ピンセット・ピンバイス・ドリル歯各種)・タップ1.4mm・ABS用接着剤・耐衝撃瞬間接着剤・黒い瞬間接着剤・瞬間接着剤の硬化促進剤・爪楊枝・リューター・各種ビット・両面テープ・金属用エポキシパテetc・・・・

工夫と気合いを駆使してフライス板や旋盤が無くとも出来るところまで頑張りましょう。


基本方針
・スライドはマルイ完全互換を目指す。
・マガジンはP226を使用。しかし、マガジンバンパーなど工作多そうなので量産はムズイかも
・出来ればキャスピアン純正の紙やすりグリップにしたい
・サムガードの仕上げはどうしよう・・・・
・セフティ・・・マルイのモノは取り付けられ無いっぽいからちょっと面倒かも

と言う方向性で行くことにしました。

ノーマル(ではないか)のMEUと。目標通り、スライドを入れ替えてもどちらも快調に作動する。

次回からフレーム工作です
  

2017年06月17日

MGCキャスピアン マルイエンジンGBB化 製作記 序

 
他のハイキャパモデルと比べるとクラシカルな風情が漂うキャスピアン。グリップした感触はどのハイキャパよりも細い。

ハイキャパガバと言えば、STI・SV・PO辺りが有名所です。それぞれにtoyGun各社がモデルアップしていますね。
で、それ以外のハイキャパはなんか無いのかい!と言えば、スプリングフィールドアーモリーのキャスピアンがあります。

かつてMGCからアフターシュートGBBとして発売されていましたが、プレシュートGBBの波に乗れず、忘れ去られたモデルと成ってしまっていました。

ある日ヤフオクのジャンクを漁っていたときに、何丁かのセットの中にキャスピアンがあって、入手してしまいました。
実際に触ってみると、中々握りやすいし、カッチョイイ。でも中のメカは、まぁあの頃のショボイプレシュートGBB。

そこで、フレームASSYをマルイGBBに置き換えて、適当なマルイのガバスライド乗せて現代GBBとして復活させてみようと成りました。

やって見るとかなりの難物でした・・・・。簡単に行くと思ったのに。