2020年08月21日
MGC M76 GBB 近代化改修モデル 02

M76GBB ノーマルモデルと一緒に。
ストックの構成上、短くしてもそんなに短くならない。
本格的に短縮化するにはブルバップ化かマガジン部分にグリップを設置しないと難しい。
と言う事で、GBBのキモのエンジン&ボルト部分を含め、基本的な構成はノーマルM76GBBと同じです。
GBB化に関する説明は、
https://teppoukaji.militaryblog.jp/e1041958.html
ココから始まるM76GBB製作記事を見て見てください。
マガジンはマルゼンM11をほぼそのまま使用しますので、組み込むにあたって多少の修正をしました。
まぁ細かい事を言えば.380マガジンじゃないかと言われてしまいそうですが、実際には前後長が2mm程短いだけで、2丁を比べて見ても違和感は少ないと思います。
M76のマガジンウェル内部は前方は幅が狭く、後方は逆に広い。前後方向も少し広いので、ウェル内部に3Dプリンタで出力したアダプタを接着します。
M76ではマガジンを握って射撃する事が多いので、マガジンが自重で落下するほどのクリアランスを設けてしまうと、ガスの放出口とエンジンの流入口のギャップが出来やすくなるので少しばかりきつめに設定しています。
まぁマガジンキャッチが握り込むタイプですので、自重落下は出来ませんのでイイかなと。

マガジンの加工部分は、このマガジンラッチの取り付けのみ。
ただしこの部分のマガジンの壁は思いの外薄いので、油断しているとネジ穴が貫通してしまう。
貫通した場合、エポキシ系接着材やJBウェルドなどでねじ山からガスが漏れないように、シーリングしてやる必要性がでてしまう。
私の場合も右側のネジ穴が貫通>1.4mmのタップ切り>JBウェルドを塗ったネジを締め込み で対処した。
アウターバレルはM4のアウターを適当に削り込んで、3Dプリンタで出力したバレルアダプタと組み合わせています。
この当りはオリジナルデザインなので、ノリで。。。

アウターバレルはジャンク箱にあったM4系ショートバレルを削ったモノ。
ハイダーもジャンクボックスから。
近代化改修のメインであるレールシステムですが、M4のジャンクパーツをM76に被せる事で作ってます。
アルミで出来ているレールユニットをM76に合わせて不必要な部分を削り落として被せます。
レシーバーの直径と、M4ハンドガード部分のレールの内径はピッタリ同じでした、今回の近代化改修案はこの寸法の一致が決め手でした。

コッキングハンドルが移動する部分やレシーバ下部の切り込み、エジェクションポートなどはフライス盤にて切削加工。
ただ、全体に薄いアルミ製のハンドガードだったので、固定に思いの外苦労した。
しっかりバイスで咥えちゃうと潰れてしまう。
結局中子を入れて強度を出した上で固定>切削した。
今回の製作のベースモデルとなった個体は、フロントサイトが折れていましたので、この仕様にする事で上手く活かせたと思います。
また、細かな部品の欠損・紛失が有ったので、真鍮棒等から製作しています。

全ての部分をフライス盤で切削したわけではなく、細かい所はリューターやヤスリなどを動員した。
コッキングハンドルは真鍮棒からの削り出し。ガチャガチャいじってたら塗膜が剥げてしまった。
Posted by ひらりん@ at 19:15│Comments(0)
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