2017年11月20日
東京マルイ RUGER P85 GBB化 製作記03
スライドストップの端面やダミーのハンマーピン・ダミーエキストラクターが上手く染まらなかったので、後でもう一度染めてある。やっぱり真鍮は真鍮用のガンブルーが良いみたい
フレーム左側。トリガーバーが左側に通っているのでこちらから見るとスッキリしてる。リアシャーシのカバーはまだ付けていない。ハンマーピンは5mmの真鍮棒。
P85の特徴がまだあります。
マガジンキャッチの構造と作動です。
東京マルイのノーマルP85ではガバメントなどと同じ単純な押し込み式になっていますが、
P85では前方にスライドさせる感じでマガジンキャッチが作動します。
レバーなどの組み替え無しで、左・右両面から作動させられます。
フレーム接着前なのでちょっとズレちゃっているけど、マガジンキャッチの様子。「前に倒す」タイプのマガジンキャッチは珍しい。本来ならど真ん中にマガジンキャッチの突起を付けたかったのだが、フォロアーが通る溝があるので左側からの作動を重視した一に設定している。
マガジンキャッチ用の板バネはカミソリ鋸の替え刃を切り出したモノ。
分解図や透視図ではナカナカ構造が理解出来なかったのですがGun誌88/03月号のレポートを見て理解し、製作しました。
実銃では左右のレバーが別体で、左右からフレームに組み込むようですが、素材をABSで製作したので、マガジンキャッチは一体です。
組み込み時に多少苦労しますが、マガジンもキッチリ止まるし勿論マガジンは自重で落下します。
メインスプリングはM9のメインSPハウジングごと削り込んで組み込みます。長さや角度はM9に準拠していますのでハンマーなどのスプリングテンションも問題無いはず。
グリップ下端のランヤードリングはM9のモノだと太すぎたので、真鍮棒・真鍮パイプを組み合わせて8mmの真鍮丸棒を作ってそれを削り出してランヤードリングとしています。
色々と組み込みして綺麗に収まり、仮止めしたフレームでトリガーなどの作動が確認出来たらモナカフレームの左右を接着します。
写真の様にひたすら挟みまくって固定させる。スライドは挟みすぎると、内股に成るので、適当な幅に合わせた木材を挟み込んでクランプする。
トリガーガードの内側などパテを充填してある部分は瞬着を塗布した上で、ABS部分に用着系接着剤を流し込んで固定させる。
絶対にひび割れたりしない様に、ガッチリと接着するには、まず接合面の油・瞬着・パテなどの邪魔者を除去しつつ平面を出すコト。
で下準備が整ったら、パテなどを充填してある箇所には瞬着を、それ以外のABS部分には様着系の接着剤を流し込み、クリップやシャコ万で押さえつけて酒呑んで寝ましょう。
朝にはしっかりと接着されているはずです。
接着後、接着面を粗処理して各パーツを組み込んだの図。グリップスクリューは少しだけ面出し>黒染めしてる。
細かな部品としては、まずハンマーの形状変更が必要でした。それにはセフティ軸とブリーチの長さ、ハンマーが倒れたときの角度など複雑な関係性を整理しなければ成りませんでした。
結局なんだかんだで、2つハンマーをダメにして今の形に収まりましたが、本当なら後3mm程ハンマーの長さを稼ぎたかった・・・もしくは後5mm程ブリーチを後に下げたかったなぁと。
それからフレーム右側面の後部にハンマーピンがありますが、完全なダミーです。今後もう一丁作ることがあればその辺を起点に作っていきたいと思っていますが・・・・何回やっても後で気づくことが多すぎますね。
Posted by ひらりん@ at 20:23│Comments(0)
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