2017年10月17日

マルコシ ワルサーP5 GBB化 製作記05

マルコシ ワルサーP5 GBB化 製作記05
マルコシのスライドはヒケが多いのだが、平面出しをすると結構イイ感じ。

スライド内側です。
マルコシ ワルサーP5 GBB化 製作記05
前回載せた写真だけどもう一回。

やたら白いですが、細かな寸法調整で0.3〜0.5mmのプラ板を多用した為です。
せめて0.5mm厚のABS板があったらいいなと思うのですが・・・
マルコシ ワルサーP5 GBB化 製作記05
スライド内側。

細かな寸法は「現物合わせ」で行ってますので良く判らなくなっちゃいました。
マルコシ ワルサーP5 GBB化 製作記05
スライド内側。エンジンのシリンダーは引きバネで戻している。

とにかくも内側に関しては上部にエンジンを納めないとお話になりませんし、しかも削りすぎれば薄すぎてダメと・・・
まぁそれでも直径15mmの真鍮パイプに100番くらいのヤスリを貼り付けたモノでごしごし削って、エンジンとバレルが収まる様にします。
スライド上面の肉厚は大体1mm位は残してます。
マルコシ ワルサーP5 GBB化 製作記05
スライド内側。リコイルSPの受けを接着してある。

マルコシのスライドの内側は貫通構造なので、削り込むのは楽なのですが・・・・
マルコシ ワルサーP5 GBB化 製作記05
スライド内側。写真の位置でエンジンを止めている。

ただしシリンダー本体はノズル位置が下方に偏芯している関係上、ノズル基準で考えると、バレル軸線と比べて上方に位置します。
スライド内側の削り込みはバレル軸線とほぼ並行に削っていったので、シリンダーが収まったらバレル部分のスライド内側に0.5mmプラ板を貼り付けて、P38ノーマルのアライメントに近づけます。

しかしながら今作の構成ではP38のアライメント通りに組み込めませんでしたので、P38のシステムが許容する範囲で誤魔化していきます。
例えばシリンダーのガス流入口を少しだけ削ったり、マガジンのガス流出口がガス流出時に1mm弱上昇することを利用したり。インナーシャーシ後部上面を1mm弱削り込んでみたり・・・
マルコシ ワルサーP5 GBB化 製作記05
エンジン。シリンダー外径も少しがけ細く落としてある。

GBBは0.1mm単位で性能が上下する繊細なモノですが、場所によってはかなり許容範囲が大きい場所があります。その辺りを全て動員して足りない寸法を埋めていきます。
マルコシ ワルサーP5 GBB化 製作記05
何時もの事ながらココまで削り落とすとエンジングロック自体の強度はかなり落ちている。

シリンダーリターンSPは何時ものように引きバネに換装します。またエンジンASSYを固定するために、P38ではセフティーレバーが貫通する部分に隔壁を立ててそこにネジ止めします。

P38ではファイヤリングピンがセフティーON時にハンマーをブロックする仕様なのですが、スライドにセフティーがないP5ではファイヤリングピンは只のダミーです。

スライド内側にはロッキングブロックがはまり込む溝などを作って、上手いこと動けば一応スライドは完成です。
マルコシ ワルサーP5 GBB化 製作記05
各パーツの名前は 青>P38ノーマル 緑>自作または加工 赤>マルコシP5 そのパーツが2色の場合マルゼンベースで加工という感じでほぼ全パーツの構成を示している


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