2017年07月18日

ベクター CP-1 GBB化 製作記02

ベクター CP-1 GBB化 製作記02
握ると非常にグリップフィーリングが良い。トリガーセフティーも気になる感じではなく自然に解除される。

まずはCP-1をバラしていきます。この手の銃は見えるネジやピンを抜いて「おりゃっ」とスライドなんかを広げるとばらせます。
まだ売っているモデルならばベースとしては安いので、半分破壊覚悟で分解するのも良いのですが、もはやレアモデル。
慎重にバラしましょう。

ベクター CP-1 GBB化 製作記02
バラして余ったピンは使うので取っておく。トリガー上方のピン穴は実銃にはないので埋める。

さて、実銃の写真と比べるとやはり少々短い感じがします。

実測すると全長は168mm程のようです。
各部アレンジも入っているようですがココは自分の感覚を信じて、スライド前部7mm尾部3mm伸ばして全長175〜6mmに成るようにしました。

ベクター CP-1 GBB化 製作記02
尾部にはパテを盛りつけて3mm程伸ばす。

スライド尾部は全長に影響を与えないのですが、写真を見るともう少し尾部の長さがあって良いのかなと思いましたので延長します。

ベクター CP-1 GBB化 製作記02
スライドを広げて分解する。

まずスライドですが、必要ないと思われる内側のレールやリブを削ります。
スライド前方にあるレールは残しておきます。

スライド内部はこんな感じです。

ベクター CP-1 GBB化 製作記02
スライド後半部分のリブは全て削り取る

CP-1は分解時にスライドを一番後まで後退させて後を持ち上げて分解する方式です(ワルサーPPKやSIGP230のような感じ)。
またG26のインナーシャーシは前後2分割されているので、スライド側のレールも前後で2分割するような感じになります。
ガス作動の実銃ではフレーム前部のレールは存在せず、完全固定されたバレルがレールの役目の代用をするのですが、今回は前の方にも少しだけレールを設定しました。

スライド底面のレールは1mm*1.5mmのABS板を貼り付けます。
溶着系の接着剤を使いしっかりと接着しましょう。

スライド後部はエンジン固定用に左右1.5mm程の内張をしてやって、エンジン左右のガタを無くします。
またエンジン後部がスライドに固定できるように、3mmのナットを仕込んだブロックを接着してあります。


スライド全体の肉厚が薄いので、スライドのエジェクションポート回りに2mm位のABS板を、それ以外には1,5mm程のプラ板を貼り込んでスライドの肉厚を増しておきます。
バレルが固定なのでスライドとバレルのクリアランスをあまり大きく取らずに済みます。チルト式のショートリコイルだとロッキングラグとアウターバレルのクリアランスで苦労するのでその辺は楽かなと。

ベクター CP-1 GBB化 製作記02
スライド加工を終えてエンジン搭載した写真。細々と加工をしているが、写真から読み取って頂きたい。

ベクター CP-1 GBB化 製作記02
スライド前部左側。中央部の白いのは1.5mmのプラ板を貼り付けたモノ。スライドの左右も肉厚を増すためにABS板を貼り付けてある。

ベクター CP-1 GBB化 製作記02
スライド前部右側。スライドの下端には0.5mmプラ板を貼り付けて少しだけスライドの高さを増している。

ちょっと長くなるので分けます・・・。


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