2017年07月23日
ベクター CP-1 GBB化 製作記07

塗装によってプラグリップのシボを復活させる事が出来たと思う。フレーム全体は「黒板用塗料」グリップの前後とスライド後端は「ストーン調スプレー」で変化を出した。バリバリ使えば剥がれたり、掛けたりするだろうが、偶に握って撃つ程度では大丈夫な様だ。
また仕上げとしては、フレームは「ブラックパーカー」スライドは「ダークパーカー」で塗装。この2色は皮膜の強さからお気に入りの塗料だ。
基本のアライメントはベースモデルのG26を踏襲します。
ただし、ベクターCP-1の大問題としてトリガーセフティーの製作があります。
CP-1のトリガーセフティーはトリガー右側面にちょこっと飛び出ているピンの頭がフレームに引っかかってトリガーが引けなく成っていて、トリガーの赤い所を引くと(普通にトリガーを引くと)ピンが引っ込んでトリガーを引けるようになるという感じなのです。
コレを作るのが面倒でした。。。


赤いボタンを引くとこの様に成ってセフティーピンを押し込み、トリガーが引ける様になる。フリクションで動かないかなぁと思っていたが、上手く作動した。
実銃の機構は不明で、コレは私の考えた仕組み。多分実銃も同じような感じだとは思う。
またプラ材の潤滑にはグリスを使う。ミニ4駆などのグリスが手頃で丁度良い。

1mmABS板を7枚積層する。まずは1枚切り出して、マスターにした後、残り6枚を大まかに切り出して、瞬間接着剤の点付けで重ね合わせてまずは外形を整える。後、貫通穴を開け、1枚づつにばらす。
2~6枚目は中に赤いトリガーセフティー機構が入るので、中程をカット。2枚目はトリガーバーが入るのでその場所もカット。7枚目はスライドストップの場所をカット。
赤い樹脂はレゴブロックをバラして、各種ジャンクパーツで何とか形に・・・・。

赤い樹脂。今回はレゴブロックに犠牲になって貰った。制作時は右から1〜6枚を接着して中身を作り、行けそうな見込みが立ったら7枚目を接着した。

ほぼほぼ完成したトリガーユニット。細かくて狭くて力が掛かってと言う3重苦であった。

組み上げた状態。

トリガーセフティーを解除した状態。ピンが1mm弱引っ込む。手加工だと辛い・・・
動作もOK。
スライドストップはG26のモノの指掛け部分を切り取って、それらしく成形。スライド内側のレールと噛んでスライドを止めるようにします。が、スライドのレール自体はABS板1,5mm*1,5mm程の断面&接着なので、スライドストップを作動させすぎるとレールは削れるか取れるかしちゃいそうです。金属製の補強プレートを入れる厚みも無いようなので、暫く様子見&あきらめですかねぇ。
妙な引っかかりもなく赤い所を引かなければトリガーは引けません。まぁ材質の関係上バカ力で引けば引けてしまうのでしょうけど。

進捗80%状態。この状態で作動testを行い、OKとなったら最終仕上げに入る。
後はマガジンキャッチの安っぽいメッキを剥がして黒染め・・・と思ったのですが薄いグレーにしか成りませんでした。アルミブラックでやると肌が荒れちゃうので仕方なく塗装仕上げにしました。マガジンキャッチSPなどはノーマルのCP-1のままです。
Posted by ひらりん@ at 14:58│Comments(0)
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