2017年08月19日

ステアー M-GB GBB化 製作記 02

ステアー M-GB GBB化 製作記 02
中古で購入したら偶然AUSTRIA刻印だった。ナカナカ発見出来ない。


まずはGBをバラしましょう。
見えるネジ・レバーなどを外して適当にバラします。

スライド側面のセフティーレバーはダミーで接着されているので、注意深くこじって外します。中央部の軸の辺りだけで接着されているので慎重に。
スライドストップははめているだけっぽいので簡単に外れます。

東京マルイの固定ガスガンやコッキングガンは価格の安さもあって命中精度以外は軽視されがちなのですが、ディティールの再現や部品構成など多少の問題は有れども、かなり頑張っていると思います。
特にこのGBで特筆なのは、バレルブッシングに当たる部品がきちんと実銃と同じ様に回転して分解させるという構成になっているのです。また材質もダイキャストなので、GBB化する際にも助かりました。
またアウターバレルも実銃の様な凸凹が付けられてあり、マルイの妙な気合いを感じます。


ステアー M-GB GBB化 製作記 02
ノーマルのGBはこの程度だがスライドを引く事が出来る。驚くのがバレルに段が付いている事だ。

と言うか全体的に内部構成はともあれ実銃に似せようとしている部分が多くて、嬉しくなります。
機能的には全く関係ないのにトリガーバーのディスコネクトをダミーで再現してたりもしてます。これだけで2パーツも使っているのに驚いた次第です。

ステアー M-GB GBB化 製作記 02
グリップパネルの上にちょこんと見えているのがダミーのディスコネクター(トリガーバーの一部)。ノーマルGBには全く関係ない部品だがマルイは再現している。

全体をバラしたら、内部の要らないリブなどを除去します。チャンバー部分はフレームと一体にしたかったのですが、インナーフレームを仕込んだり、調整のための分解の為にやむなく切り離しました。

今回は製作途中の写真を撮らないで進めてしまいましたので、フレーム左右を接着する寸前の写真を元に説明していこうと思います。

フレーム右

ステアー M-GB GBB化 製作記 02
フレーム右側の内側。ほぼ最終段階。接着寸前の状態。

ステアー M-GB GBB化 製作記 02
フレーム右側の外側。表面のシボ模様はザックリと落としてある。

さて、スライドストップの軸の穴を開けるのですが、マルイノーマルのスライドストップ軸の位置とトリガーの軸が微妙に合わないので、実銃写真・マルイのGBなどを検討しつつ写真の位置に開口しました。
トリガーバーの移動距離のマージン(=トリガーストローク)を考えるとなるべく下方に開けたいのですが、スライドストップの位置との兼ね合いがあるので適当な位置に決めます。

ステアー M-GB GBB化 製作記 02
写真中央の銀色のリングがある所がトリガー軸の穴。

インナーシャーシの壁面がある左フレームとは違って右フレーム側には金属で軸を保持する事が出来ませんので、軸穴の保護を目的に、内径5mmのステンレスパイプを長さ2mmにしたものを軸穴に仕込んであります。

PX4のフロントインナーシャーシを仕込むのですが、フレーム・インナーシャーシお互いの強度と相談しながら削り込んで納めます。フレームにインナーシャーシが収まる様に成ったらインナーシャーシを固定する2mmねじ穴を開け、固定出来る様にします。

ステアー M-GB GBB化 製作記 02
フレーム中央部。グレーの部分はJBウェルド。

GBのフレーム右側方上部にはトリガーバーを内包する膨らみがあります。マルイのGBは前側半分だけ再現されていますのでそれを写真の様に後部まで延長させて、膨らみが出来たら内部のフレームを削り取ります。
この部分のフレームを切り取ってしまうとトリガーを引いたときのフレームの強度が弱くなるので、膨らみはそこそこ強度が出る様に作ります。
でもあまり厚く作るとグリップと干渉しますので、何度も仮組みしながら製作します。

ステアー M-GB GBB化 製作記 02
トリガーバーをカバーする膨らみ。かなり力が掛かる部分なのでしっかりと強度を持たせたい。

フレーム後部はインナーシャーシが収まる様にリブなど取り払いますが、PX4のインナーシャーシはかなり大きいので側面・後部共に削ぎ落とします。

ステアー M-GB GBB化 製作記 02
フレーム後部。フレームのレール部分はABS板やパテでしっかりと補強する。

インナーシャーシは最終的に左右幅は約18mmまで幅を落としますので、インナーシャーシのサブプレートを止める突起も削る事になります。
コレに関してはインナーシャーシの固定もかねてフレームと共締めで固定します。

ステアー M-GB GBB化 製作記 02
リアシャーシ。側面が銀色になってる所は幅つめ済み。黒い所はまだ削ってない場所。この部分も本体と同じになるまで削る。

それから、グリップスクリューの受けの金具をジャンクガバ辺りから持ってきて内側から打ち込んで固定します。


ステアー M-GB GBB化 製作記 02
グリップスクリューの受け金具を内側から打ち込む。マルイガバから奪ったが、少々長いので少し長さを詰めている。

それとマガジンを差し込んで見て、着脱に抵抗がない様に少しだけ内側を広げます。

ステアー M-GB GBB化 製作記 02
フレーム内側も少々削ってマガジン脱着がスムーズに成る様削る。 中央に見えているのはマガジンキャッチSPをはめる為の筒。


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