2017年08月22日
ステアー M-GB GBB化 製作記 05

各部レバー関係は、軸だけ金属化しただけだが、今のところ壊れていない。
バレル周りです。
まずチャンバーカバーを製作しましょう。GB分解時に切り取ったチャンバー部分を接着して、何故か上部に空いている穴を埋めます。

フレームから切り取ったチャンバー部分。
穴埋めには曲がり癖を付けたABS板を使います。接着出来たらパテで綺麗に仕上げ、綺麗な円筒形に仕上げます。

左右接着後、癖を付けたABS板を乗っけて

JBウェルドで埋めて

成形。
このままでは少し長いので、写真のラインで切断し、アウターバレルになる外形13mmのアルミパイプを接着します。インナーバレルはこのアウターバレルの上方に偏芯させて固定しますのでそれを念頭にチャンバーが固定される様に組みます。

チャンバー部分の全長は37,3mm。
寸法を合わせるときはある程度組み上げたフレームにインナーバレルのチャンバー部分を組み込んで、エンジン部分との整合性を取って下さい。多少のズレは何とかごまかせますが、なるべく軸線を通す感じで調整して下さい。

インナーバレル先端にはベクターの時に作った三日月状パーツをはめてきちんとアウターバレルの上方に固定される様にする。
多少斜めに設置して銃口だけセンターにしても良いのだが、射撃時に下の方に集団してしまうのでお勧めしない。
アウターバレル先端はこのままですと内径11mmと.45口径になってしまうので外形11.1mmのプラパイプにポリゴナルライフリングっぽく加工した物を差し込んで9mm口径っぽくします。

0.14厚のプラペーパーでライフリングを作る

角を馴らすとポリゴナレルっぽくなる
この銃口部分があまり肉厚ですと発射したBB弾が当たる可能性があるので9mm口径がギリです。
インナーバレル・ホップチャンバーもPX4を使いますが、HOP調整ダイヤルが少々厚いので、固定ネジも含めて半分ほどの厚みに削ぎ落とします。
材質がナイロンっぽいので、削れないなぁと思っても実はザックリ削れている事があるので様子を見ながら削りましょう。

HOPダイヤル部分も薄く削っている。
次にGBの特徴であるバレルブッシングです。
ノーマルのブッシングはダイキャスト製です。材質は良いのですが、長さが少々足りないので外形16mm内径13.5mmのアルミパイプを継ぎ足します。
ブッシングの細い部分が外形17.8mm程ですので慎重に16mmのパイプが刺さる様に内側を広げます。今回はステップドリルを使用して5mm程の深さを16mmまで広げました。

肉厚がギリギリ。気を抜くと破壊してしまうので慎重に・・・
たった5mmでも差し込んでから接着すると強度と軸線が出ますのでブッシングを破壊しない様に気をつけながら工作して下さい。

この様に延長するが、最終調整でスライドストップを掛けやすくするために、延長部分を5mm程カットして有効ブローバックストロークを伸ばした。
マガジンに関しては、長さが6mm程短い感じでしたので、3mmABS板を積層した物とノーマルGBのマガジンベースをマガジン下部に2mmネジ3ヶ所で装着しました。
マガジン本体にねじ穴を掛けるのは非常に怖いのですが、大体6mm程深さで下穴を開けて、タップでネジを切りました。強度はそんなに求められない場所なので、コレで大丈夫でしょう。
くれぐれも深すぎる穴を開けてタンクを貫通させない様にして下さい。またねじ穴の位置はあまり外周に近いとパッキンを傷つけちゃいますので、それにも注意が必要です。
マガジンキャッチはマルイノーマルはアレンジが加えられていますので、構成を実銃準拠に戻します。基本的には昔のS&Wオート・・M59と似た感じです。
ノーマルのABS製のマガジンキャッチを削り、軸に3mmのネジを立てます。それにジャンクパーツのボタン部分とボールを使って実銃と同じ感じになりました。

ノーマルのマガジンキャッチ。実銃を上手くアレンジして少ない部品点数で再現しているが、コレはフレームがモナカ構造でないと組み立て出来ないので、実銃準拠の構成に直す。
製作記2のちらちら写っていたマガジンキャッチ部の4mm程のパイプはマガジンキャッチSPが入るガイドと成っております。
今のところプラ部品にて製作していますが、コレも後で亜鉛に置き換えようかなと思っています。
*完成して暫く使用しました(200発ほどの実射+その数倍の空撃ち それに伴うマガジンの脱着)が、取り敢えず壊れず持っています。
Posted by ひらりん@ at 14:32│Comments(0)
│東京マルイ ステアーGB GBB化 製作記