2017年08月27日

マルイ オートマグ3 GBB 製作記04

マルイ オートマグ3 GBB 製作記04
オートマグ3が少し野暮ったく見えるのは、グリップのデザインが悪いからだと思う

さて次にエンジンです。

前回作成したグリズリーと同じようにシリンダーストロークを伸ばします。

と言いながら前回使ったような都合の良いアルミパイプが発見できなかったので、15mmの真鍮パイプと1mm厚の真鍮板をはんだで接合してシリンダーを製作します。

部品が大きいのでバーナーも用意しましたが、130Wの半田ごてで上手く行きました。まぁ最初に部材の温度を上げる際には軽く炙ると楽に行きますが・・・。

マルイ オートマグ3 GBB 製作記04
使う物。半田ごて130w 半田スタンド 工作用半田 フラックス フラックス入れる陶器の皿 フラックスを塗る面相筆 一応バーナー
手前にあるのが加工中のシリンダー

まず適当な長さで真鍮パイプを切り出して、1mm真鍮板を直径15mm・14mmの円形に2枚切り出します。またその際に3mm程の穴をセンターに開けておきます。

マルイ オートマグ3 GBB 製作記04
1mm真鍮板を円形に加工中。真ん中に開けた穴にネジを通してしっかり締めてドリルに挟んで「簡易旋盤」で削る

それを真鍮パイプに半田ごてにて接合します。その際フラックスを塗って少量の半田を流し込みましょう。あまり多くの半田を流し込んでしまうと、シリンダー内壁に流れ出てしまい厄介なことになります。

マルイ オートマグ3 GBB 製作記04
接合したシリンダーの元。後で綺麗に仕上げる

その後シリンダーヘッドの部分にガスルートやねじ穴などの加工を施して、シリンダー負圧バルブの押さえ部品をネジ止めし、所定の形状に切り出したノズル部分と接合させます。

マルイ オートマグ3 GBB 製作記04
ねじ穴を開ける。1.4mmのタップは折れやすいので注意!

マルイ オートマグ3 GBB 製作記04
薄くケガいているのが、不圧バルブを止めるパーツの接合面

マルイ オートマグ3 GBB 製作記04
で、こんな風に取り付ける。今回は余ってたアルミの社外品パーツを使用

真鍮部品と樹脂部品との組み合わせに付き、小ネジの加工が多いのですが、その接合部分のガス漏れ対策として今回はJBウェルドを使ってみました。
ひとまずは強固に接合&ガス漏れしてないっぽいですが、今後ガスやオイル・振動・衝撃等の影響があるかも知れませんので、まぁとりあえず運用と言った感じでしょうか。

マルイ オートマグ3 GBB 製作記04
ノーマルシリンダーはこの様にカット、後ガスルートの部分を薄く加工

マルイ オートマグ3 GBB 製作記04
ネジで止めるとこんな感じ。まだシリンダーはカットしていないのでまだ恐ろしく長い。

エンジンの延長量は約11.4mm。内径は殆どノーマルと変わらないのでリコイルはノーマルと変わらない感じでしょう。

マルイ オートマグ3 GBB 製作記04
ノーマルシンダー全長57.5mm

マルイ オートマグ3 GBB 製作記04
オートマグ3用ストロークアップシリンダー68.9mm

シリンダーリターンスプリングはWA方式の引きバネに変更しました。

ブリーチに関してはほぼノーマルと形状を変えずに使用しますが、スライドに組み込む際の干渉する部分は軽く削り落としてあります。

ピストン部分も11mm程延長。ノーマルピストンヘッドにP.D.Iのピストンヘッドをプラスして組み込んで長さを合わせてあります。

最終的にはスライド・バレル関係が形になってから調整しますので形になってればひとまずOKですね。



同じカテゴリー(東京マルイ オートマグ3 GBB化 製作記)の記事画像
マルイ オートマグ3 GBB 製作記06 終
マルイ オートマグ3 GBB 製作記05
マルイ オートマグ3 GBB 製作記03
マルイ オートマグ3 GBB 製作記02
マルイ オートマグ3 GBB 製作記01
マルイ オートマグ3 GBB 製作記 序
同じカテゴリー(東京マルイ オートマグ3 GBB化 製作記)の記事
 マルイ オートマグ3 GBB 製作記06 終 (2017-08-29 00:42)
 マルイ オートマグ3 GBB 製作記05 (2017-08-28 17:49)
 マルイ オートマグ3 GBB 製作記03 (2017-08-26 16:37)
 マルイ オートマグ3 GBB 製作記02 (2017-08-25 01:01)
 マルイ オートマグ3 GBB 製作記01 (2017-08-24 00:39)
 マルイ オートマグ3 GBB 製作記 序 (2017-08-20 12:03)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。