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Posted by ミリタリーブログ at

2017年06月20日

マルシンオートマグ クリント1>ノーマル&6mmBB弾化改修 製作記04


マガジンはシルバーモデルのモノを購入。キャロムのチタニウムステンレスは少し青みがかっていて、マガジンと色のコントラストが付いて良かったかなと。

グリップ前部のセレーションをやっつけましょう。
と言ってもタダでさえ難易度の高いセレーション。実銃を見てみると9本ほどスジを彫らねばいけないようです。
まぁやって見ましょうか。まずはセンターに一本引いてっと・・・

Pカッターにて一本入れて、ピッチを見ながら左右に4本ずつ・・・なんかピッチが安定してないような・・・まぁいいか。
それをガイドに目立てやすりや、タガネで溝の幅を広くして・・・・
オーバーランしたキズが痛々しいな・・・左の手にもザックリタガネが刺さっちゃった。。。イタイ。

格闘3時間。ココまで来ましたが、直接彫るのは辞めました。

お恥ずかしい加工痕(ヒドイ)

この辺の加工は私にはムリ!出来ません!!

と言う事で違う方法をば・・・・考えつかなかったらしれっと埋め戻して、気づかなかった事にしよう・・・

もう一度マルシンのオートマグのグリップ後ろ側のセレーションを見てみると、断面が△△△△△△こうではなくて、凹凹凹凹凹凹こう言った断面のようです。
ん〜〜〜〜!似たようなプラ板が有ったような・・・有りました!
鉄道模型のストラクチャー用のプラ板。以前模型鉄をやってた資産が生きました。

そのプラ板。ちょうど良いピッチだったが少々掘りが浅い。

測ってみるとピッチも良い感じ。と言う事でグリップ前面をこのプラ板の分彫り込んで、インサートする方式に変更。

ピンぼけだ。済みません。

でこうなりました。

成せば成った。。。他の方法としてはプラ角棒を埋めるというのも考えたが、ゼッタイ平行が出ないだろうとこの方式に。

ふ〜何とかなりました。と言っても3回ほどやり直しましたけどね。

他はグリップ後部のラインやインナーシャーシ丸見えをどうにかしようかとも思いましたが、潔く諦めました。

マガジンキャッチは何故か板バネを使用する古いモデルガンでよくあった方式を踏襲してますので、ガバメント方式に改良します。

ココのプランジャーもヘキサなのだ。

ノーマルのマガジンキャッチに3mmの穴を開け、スプリングとプランジャーを仕込み、ガバメントと同様の方式でフレームに固定できるようにします。

かなり困難な穴開け作業になる。しっかり固定して開けないと斜めになったり、ためらい傷を付けたり。

ガバメントから流用したマガジンキャッチSPプランジャーを使うのですが、実銃ではプランジャーを回すモールドがマイナスではなくココもヘキサなので、先端を凸に削った3mmイモネジをガバのプランジャーに接着します。
接着だと強度的に心配ですが、回すトルクはマイナスモールドにかみ合って伝わりますので、バカ力を入れなければ、大丈夫です。

ノーマルガバのマガジンキャッチSPプランジャーとイモネジをJBウェルドで固定。六角ネジの先端を凸モールドを削りだして、プランジャーのマイナスモールドに噛み合っているので回しても大丈夫。

トリガーガード内側などにはかなりしっかりとしたパーティングラインが残っています。まぁ実銃でも残っている個体も多い様なのでほって置いても良いのでしょうが、適当に消しておきました。


ココで、外観の塗装についてですが、ロアレシーバーはインディのブライトステンレス。アッパーレシーバーはキャロムのチタニウムシルバーの上からジルコニアクリスタルをコーティングしました。
ジルコニアクリスタルは深みのある艶は出るのですけど乾燥にかなり時間が掛かるのが困りものですね。
各部の金属パーツは、黒染めを落としてエッジを立てておきます。
ボルトハンドルはブライトステンレスで塗装しました。

ロアレシーバーはキャスティングして抜いたままの地肌なので出来ればもっと「砂目」仕上げにしたかった。