2018年08月21日
M6スカウトライフル 製作記 07

今日M6スカウトライフルに関する動画を撮影してきた。
やはり自然の中こそこの銃が映えるなぁと
リアサイト・フロントサイト テイクダウンレバー
実銃はリアサイトはピープとVノッチの切り替えになっています。
.22の時は小動物を良く狙えるピープ、.410の時は素早く蛇なんかを捕らえられるVノッチって感じなのでしょう。
試射してみると、思いの外弾道が安定していたので、フロント・リアサイトも真面目に製作しました。
真鍮板を切り出して,L字型に半田付けして回転軸も半田付け。回転軸にクリック用の溝を切ります。
チャンバーブロック(レシーバー)上部にアリミゾ切ってリアサイトベースを組み込み、クリック用のSPとボールベアリングを仕込みます。
左右調整は叩いてリアサイトベースごと動かす感じです。

リアサイトはクリック付きで可動する。左右の移動はもっとタイトにフィッティングすれば完璧だったのだろうが、私の工作精度ではそこまでは無理だった。
フロントサイトはABS板の積層にて製作します。アウターバレルとマズル部分は直径が違う様なので写真のように製作しました。

5mm厚のABS板を2枚重ねて銃口が通る穴を開けて、2枚にバラして、後の一枚だけ銃身が通るように穴を広げる。
それが出来たら2枚を接着して、外形を削り出し、横穴を通して完成。
フロントサイトはABS製だと強度的に心配なので、後でメタルに置き換えようと思いますが、割と肉厚が薄いので上手く亜鉛合金が流れるか心配です。
>その後やってみましたが、案の定湯が流れにくくて失敗しました。後でまたチャレンジします。
実銃ではサイトの上下調整はフロントサイトを削って合わせる(笑)為に少々背が高く作られているそうですが、大体合うように高さを調節しました。
中折れ式なので、装填後に銃身をロックさせなければ成りませんが、そのテイクダウンレバーもアルミ材からの削りだしで製作しました。

この部品も削る際に色々難儀した。微妙なクリアランスというのが基本分かっていないので、ある程度キツメに製作してヤスリで調整。
この部品が、きつすぎるとロック解除の時に固くてダメですし、緩いとガタガタになってしまいます。
なので少しだけキツメに製作して各部を組み立てながら調整することで、動画のように「パチッ」とロックできるようになります。
ホントは銃を痛める&行儀が悪いのであんまりしちゃダメなんですが、手首のスナップでロックすることも可能です。
スナップロックはもう出来無くなっちゃいました。と言うのも昨日お知らせしたガス漏れ修理>パワーダウンを解決するためにもう一個パッキンを噛ませたためです。
でもそのおかげで0.5J程のパワーが出たので結果的にはokかと。
詳しくは下の方にあるyoutubeの動画をご覧下さい。
んで、本日、M6の完成試射動画を撮影してきました。
youtubeにて公開していますので、見てやって下さい。初めての顔出し・・・緊張しましたねー
カミカミ&不都合多いのは大目に見て下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=Zzfukv1511g