2017年10月12日
マルコシ ワルサーP5 GBB化 製作記01

1,材料
マルコシ P5 ガスガン
マルコシP5はオークションなどにも偶に出品されるので、思ったよりも生産数が多いのかな?と思われますが、普通にレアモデルです。見かけて欲しければ躊躇無く購入しましょう。
2017/10現在はヤフオクにP5が連続出品されています。何処かにデッドストックがあって発掘されたんでしょうかね??
酷使された個体は少ない様で、総じて程度は良い様です。
シルバーモデルも希に存在しますが、今回の方法で改造すると成るとちょっとムリなのでブラックモデルがイイと思います。
古いモデルですのでスライドなどにはかなりヒケが有って面をだすのが大変です。刻印はかなり深めに入ってますが、面出ししていくと消えそうになりますので、様子を見ながら追い彫りする成りで対処して下さい。
マルゼン ワルサーP38
非常にリアルな造形のP38。どのモデルでも構いませんが、一番安いモデルが良いでしょう。
ただしメッキモデルは避けましょう。メッキを落とすのが面倒ですから。
多分WEのP38でも改造可能だと思いますが、試してないので判りません。
後は何時もの材料です。
2.工具
コレも何時もの工具です。
基本方針
・フレームはマルゼンP38を使用する
・スライドは簡単な加工ででイケるのではないか?>イケませんでした
・バレル(チャンバー)もマルゼンの物をベースに形状変更でイケるか?
・セフティーはデコックだけ、レバーはセルフリターン。スライドストップと連動なので、マルコシのパーツを使って何とか出来ないかなぁ。
・スライドストップは形状が少し違う。P38にディティールを追加するか新造するか・・・・
・ん??本当にマルコシP5の中にマルゼンP38の中身が入るのか???
・フレーム前方はP-8を延長させる形でイケると思うけど・・・。
・マルコシP5自体はナカナカ良い出来なのかなと。でも写真・資料を見ながら修正できるところは修正しよう。
という感じで製作を進めていきます。
非常にリアルな造形のP38。どのモデルでも構いませんが、一番安いモデルが良いでしょう。
ただしメッキモデルは避けましょう。メッキを落とすのが面倒ですから。
多分WEのP38でも改造可能だと思いますが、試してないので判りません。
後は何時もの材料です。
2.工具
コレも何時もの工具です。
基本方針
・フレームはマルゼンP38を使用する
・スライドは簡単な加工ででイケるのではないか?>イケませんでした
・バレル(チャンバー)もマルゼンの物をベースに形状変更でイケるか?
・セフティーはデコックだけ、レバーはセルフリターン。スライドストップと連動なので、マルコシのパーツを使って何とか出来ないかなぁ。
・スライドストップは形状が少し違う。P38にディティールを追加するか新造するか・・・・
・ん??本当にマルコシP5の中にマルゼンP38の中身が入るのか???
・フレーム前方はP-8を延長させる形でイケると思うけど・・・。
・マルコシP5自体はナカナカ良い出来なのかなと。でも写真・資料を見ながら修正できるところは修正しよう。
という感じで製作を進めていきます。
2017年10月12日
マルコシ ワルサーP5 GBB化 製作記 序

比較的簡単に済むと思ったP5。結局大きな失敗したりして時間が掛かってしまった
ドイツの名銃ワルサーP38。P38は押しも押されぬ名銃の一つです。マルゼンからGBBとしてリアルな製品が発売されていますし,WEからも作動方式を不圧式に変更したコピーが売られているようです。
で、WW2が終わり、西ドイツ警察の正式拳銃トライアルに向けてP-38の後継銃を模索したワルサーですが、内部機構はほぼP38そのまんまのようなP5をリリースします(安全性はかなり高められています)。
全長は要求通りP38より短め、シングルのマガジン、マガジンキャッチはフレーム下端。
西ドイツはコレをP5、SIGのP225をP6、HKのP7M8をP7として採用します。
馴染みのある操作性や、かなり精緻な作りなどで評価は良かったようですが、価格が高いという大問題で採用数は多くはなかったようです。
またアメリカでの一般販売も評価は高いが価格も高いという事で振るわず、短命・少量出荷で終わってしまったみたいです。
以前あったマガジン総弾数10発以内という規制の時は、大分見直されたようですが、やはり価格の高さがネックになったみたいです。
日本においてはMGCからモデルガンが出る・・・・と言って出なかったですねぇ。
後はマルコシからフィクストスライドガスガンと変形タニオアクションのモデルガンが販売されていました。
今回はこの中からマルコシ/ガスガンをベースにマルゼンのP38を入れる・・・・というよりはマルゼンP38のフレームにマルコシP5のスライドを被せるといった感じで進めました。
よくよく資料などを読み込むと、P5はP38(その戦後/アルミフレームモデルのP4)の正常進化モデルなのだというのが判ります。
ただし、簡単だろうと始めたこの改造。実はたくさんの罠がありました。
「簡単に組み込めるだろう・・」との甘い期待は何時も吹っ飛ばされる物なのですね